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サイエンスコミュニケーター養成副専攻

サイエンスコミュニケーター副専攻

概要説明

設立の趣旨

 急速な科学技術の発展に伴って、一般社会では原発、地震対策、遺伝子組換え食品、感染への対応などに対して、誤認識による過度の不安や敬遠、そして過激な賞賛などが発信され、一般の人々がどう対処していいかわからないという状態に陥ることが多くなっています。このような時代に必要なのは、しっかり科学を理解して自分で判断する能力のある人材の育成です。科学リテラシーを持たない人々が増えることによる経済的損失も大きく、社会の隅々にまで科学を理解する人を養成することが、今後の我が国の将来を左右するといっても過言ではありません。
 同志社大学では、学部生を対象に文理を横断するサイエンスコミュニケーターを育成することを目的として、関西で初めての副専攻を立ち上げることにしました。
 本副専攻では、科学技術に関する基本的な知識を学ぶとともに、将来のキャリアパスを広くとらえ、新聞・放送などのメディア・教育界・産業界・官庁・病院などからも講師を招くとともに、ビジネスワークショップ、メディカルワークショップ(短期インターンシップ)と題して社会に出かけて、科学技術やその情報発信に直接関与する人たちとの討論などを行うことも重視しています。

プログラムの特色

  • 基本設計
 本副専攻は、主に2,3年次生を対象にした「少人数制教育」を軸としていることから、定員を設けて履修生を選抜しています。2016年度は、37名(生命医科学部31名、経済学部6名)で出発しました。

  • 必要単位
修了に必要な単位は20単位であり、4年次生終了までに副専攻が提供しているサイエンスリテラシー科目を12単位以上、各学部(生命医科学部、経済学部、社会学部、政策学部、心理学部)で開講されているコミュニケーター関連科目を8単位以上修得することが、本副専攻修了認定の要件です。


カリキュラム・活動

教員紹介 (*サイエンスリテラシー科目群担当)

生命医科学部教授
野口 範子

専門
酸化ストレスの科学について研究
サイエンスコミュニケーターにおける授業内容
準備段階から立ち上げに関わった、この副専攻のコーディネーターです。また、参画学部のハブ役として奮闘しています。ここでは、春学期にサイエンスナウ3、ビジネスワークショップ(2016年度は「インターンシップⅠ」として開講)、秋学期にサイエンスナウ2を担当しています。研究室では、20人以上の学生と研究に取り組んでいます。
興味を持って取り組んでいること
私を知る人はだれも信じないと思いますが、書いちゃいます。私が大切にしているものは“真•善•美”の3つでして、この副専攻を作ろうと思った動機の基本になっています。良心教育を掲げる同志社大学にもっとも相応しい教育プログラムの一つだと、ちょっと本気で考えて、いろいろな学部の扉をたたいて歩いています。
野口 範子教授

生命医科学部特別客員教授
石浦 章一

専門
人間の認知機能に関係する遺伝子変異の研究
サイエンスコミュニケーターにおける授業内容
私は2016年に着任し、科学技術概論I、サイエンスライティング、サイエンスナウ4(以上春学期)、アウトリーチ実習、サイエンスナウ1(以上秋学期)を担当しています。この他に、学生さんの進路相談などにも対応しています。通常の学部授業とは違った高次の教養教育を目指しています。
興味を持って取り組んでいること
土日に走っていますが体重が減りません。オートファジーとタンパク合成が異常に亢進しているのか、単に運動量が足りないのか、それともカロリー摂取量が過剰なのかを検討しています。

石浦 章一 客員教授

生命医科学部教授
池川 雅哉

専門
ゲノム医科学・タンパク質科学
サイエンスコミュニケーターにおける授業内容
医学の社会的意味を問うことを目標に授業を組んでいます。京都医療少年院や南京都病院における重度心身障害児病棟訪問を機会に、履修生には普段目の届かない医療現場を見て考えていただきたいと思っています(春学期にサイエンスナウ5、メディカルワークショップ(2016年度は「インターンシップⅡ」として開講))。また、不定期ですが、難病患者さんら主催のフォーラムへの参加を経験していただき、先進医療をめぐる医師、患者関係についての討論も予定しています。
興味を持って取り組んでいること
日頃は、新しい診断や治療のきっかけを発見するべく、臨床医学と基礎医学の両サイドを橋渡しする研究を目指していますが、その成果を患者様やご家族をはじめとする社会へ還元する方法や、まだまだ治療法の追いついていない分野へ目を向けることを考えています。
池川 雅哉 教授

生命医科学部准教授
齋藤 直人 

専門
脳を細胞コミュニケーターとして理解する研究
サイエンスコミュニケーターにおける授業内容
秋学期にサイエンスナウ2およびサイエンスナウ6(2017年度開講)を担当しています。サイエンスナウ2ではミクロの世界を覗くための顕微鏡の話をします。サイエンスナウ6ではさらに社会・経済との関わりに着目して生命科学全般に話を広げます。
興味を持って取り組んでいること
運動は、興味を持って取り組みたいこと。それよりも、やはり美味しいものがいいかな。
齋藤 直人 准教授

社会学部教授
藤本 昌代

専門
社会学
サイエンスコミュニケーターにおける授業内容
秋学期の科学技術概論IIを担当しています。研究者・技術者が就業する研究・開発組織の調査に長年取り組んできたので、科学技術を生み出す人々が置かれた社会環境に関する話と、「社会調査士」(社会調査の専門知識と実施法習得のために約150時間学んだことが証明された人に与えられる資格。大学院に上位資格あり)を育成するための入門編の授業を「科学技術と社会」に関わるトピックスに特化し、コンパクトにして初学者にもわかりやすく説明します。
興味を持って取り組んでいること
研究開発に従事する同じ職種の人々でも、地域の「常識」、流動性、制度が全く異なる社会環境の中にいます。そのため、彼らの就業観、キャリア、組織に対する意識、行動を調査し、日本と大きく異なる部分や職業的共通性などを研究しています。日仏米比較で、特にフランスの人々の仕事、組織に対する態度は、アメリカ的態度に「外国」のイメージを重ねがちな日本人にはいい意味で期待を裏切ってくれる結果が多く、社会的要素が影響していて、ワクワクしながら分析しています。
藤本 昌代 社会学部教授