'23年10月4日 更新
2023年3月15日~17日にWebで開催された第149回(2023年春季)研究発表会において、西堀諒さん(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 脳神経行動工学研究室)が、学生優秀発表賞を受賞しました。同賞は、将来の音響学の発展を担う若 手研究者を奨励するため、春季又は秋季研究発表会において優秀な発表を行った学生会員に贈呈されます。
西堀諒さんは、幼少期に育児放棄を受けた経験が、成長後に他者とコミュニケー ションをとる能力にどのような影響を与えるかを検討するため、スナネズミをモデル動物として研究をおこないました。実験の結果、幼児期に母子分離を受けた成体スナネズミ個体は、社会的シグナル自体を識別する能力は保持しているが、社会的シグナルに対する選好性が変化していることが分かりました。この成果はヒトにおいて育児期のストレスが社会適応障害につながるメカニズムにも、知見をあたえるものです。
片山 瑞月(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 博士課程(前期課程) 修了)
玉井 湧太(チュービンゲン大学 学振海外特別研究員)
伊藤 優樹(研究開発推進機構 助教)
小林 耕太(生命医科学部 医情報学科 教授)
西堀諒さんは、幼少期に育児放棄を受けた経験が、成長後に他者とコミュニケー ションをとる能力にどのような影響を与えるかを検討するため、スナネズミをモデル動物として研究をおこないました。実験の結果、幼児期に母子分離を受けた成体スナネズミ個体は、社会的シグナル自体を識別する能力は保持しているが、社会的シグナルに対する選好性が変化していることが分かりました。この成果はヒトにおいて育児期のストレスが社会適応障害につながるメカニズムにも、知見をあたえるものです。
題目
母子分離が成体スナネズミの社会的コミュニケーションに与える影響学会
日本音響学会 第149回(2023年春季)研究発表会日時
2023年3月15日~17日場所
オンライン種別
口頭発表連名者
新家 一樹(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 博士課程(後期課程) 2年次生)片山 瑞月(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 博士課程(前期課程) 修了)
玉井 湧太(チュービンゲン大学 学振海外特別研究員)
伊藤 優樹(研究開発推進機構 助教)
小林 耕太(生命医科学部 医情報学科 教授)
2023年3月15日~17日にWebで開催された第149回(2023年春季)研究発表会において、西堀諒さん(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 脳神経行動工学研究室)が、学生優秀発表賞を受賞しました。同賞は、将来の音響学の発展を担う若 手研究者を奨励するため、春季又は秋季研究発表会において優秀な発表を行った学生会員に贈呈されます。
西堀諒さんは、幼少期に育児放棄を受けた経験が、成長後に他者とコミュニケー ションをとる能力にどのような影響を与えるかを検討するため、スナネズミをモデル動物として研究をおこないました。実験の結果、幼児期に母子分離を受けた成体スナネズミ個体は、社会的シグナル自体を識別する能力は保持しているが、社会的シグナルに対する選好性が変化していることが分かりました。この成果はヒトにおいて育児期のストレスが社会適応障害につながるメカニズムにも、知見をあたえるものです。
片山 瑞月(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 博士課程(前期課程) 修了)
玉井 湧太(チュービンゲン大学 学振海外特別研究員)
伊藤 優樹(研究開発推進機構 助教)
小林 耕太(生命医科学部 医情報学科 教授)
西堀諒さんは、幼少期に育児放棄を受けた経験が、成長後に他者とコミュニケー ションをとる能力にどのような影響を与えるかを検討するため、スナネズミをモデル動物として研究をおこないました。実験の結果、幼児期に母子分離を受けた成体スナネズミ個体は、社会的シグナル自体を識別する能力は保持しているが、社会的シグナルに対する選好性が変化していることが分かりました。この成果はヒトにおいて育児期のストレスが社会適応障害につながるメカニズムにも、知見をあたえるものです。
題目
母子分離が成体スナネズミの社会的コミュニケーションに与える影響学会
日本音響学会 第149回(2023年春季)研究発表会日時
2023年3月15日~17日場所
オンライン種別
口頭発表連名者
新家 一樹(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 博士課程(後期課程) 2年次生)片山 瑞月(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 博士課程(前期課程) 修了)
玉井 湧太(チュービンゲン大学 学振海外特別研究員)
伊藤 優樹(研究開発推進機構 助教)
小林 耕太(生命医科学部 医情報学科 教授)