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生命医科学研究科 医生命システム専攻 吉村陸矢さんと外山友美子さんが、第11回日本アミロイドーシス学会学術集会において、優秀演題賞を受賞しました。
2024年10月18日にまつもと市民芸術館にて開催された第11回日本アミロイドーシス学会学術集会(大会長 信州大学医学部神経内科 関島良樹先生)において、吉村陸矢さん(生命医科学研究科 医生命システム専攻 医生命機能研究室)と外山友美子さん(生命医科学研究科 医生命システム専攻 医生命機能研究室 2024年9月修了)が、優秀演題賞を受賞しました。
現在、アルツハイマー病におけるアミロイド病理を対象とした初めての治療薬レカネマブの開始など本領域における臨床・基礎医学研究は、新たな局面を迎えています。本発表では、アルツハイマー病や脳アミロイド血管症の診断や病態解明を目的とした「イメージング質量分析法」という新しい解析方法に加えて、本学と高輝度光科学研究センター及び東京都健康長寿医療センター高齢者ブレインバンクとの共同研究によって、ホルマリン固定パラフィン包埋ヒト剖検脳サンプルを用い、上述の質量分析イメージング法に加え、数千枚の位相差CT画像の3D可視化に成功しました。さらに、最新のMALDI-HiPLEX IHC手法を用いることにより、将来は飛躍的な数のタンパク質の網羅的解析への道筋を示すことに成功しました。大会長はじめ、学会員の先生方からも大いに期待される技術であると同時に症例数を増やしてさらなる解析をと励ましの言葉をいただきました。
発表題目
脳アミロイド血管症脳のX線位相差CTと質量分析イメージング法を統合した3Dマルチモーダル・イメージング法
発表者(受賞者)
吉村 陸矢(生命医科学研究科 医生命システム専攻 博士課程(前期課程) 2年次生)
外山 友美子(生命医科学研究科 医生命システム専攻 博士課程(後期課程) 修了)
共同研究者
星野 真人(高輝度光科学研究センター SPring-8)
韮澤 崇(ブルカー・ジャパンK.K.)
西川 元博(栄養病理研究所)
森島 真帆(東京都健康長寿医療センター 高齢者ブレインバンク 神経病理研究部)
齊藤 祐子(東京都健康長寿医療センター 高齢者ブレインバンク 神経病理研究部)
村山 繁雄(東京都健康長寿医療センター 高齢者ブレインバンク 神経病理研究部)
池川 雅哉(生命医科学部 教授)
お問い合わせ |
生命医科学部・生命医科学研究科事務室 TEL:0774-65-6020
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