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生命医科学部 医生命システム学科 藤田桃子さんが、第38回肝類洞壁細胞研究会学術集会〜肝類洞壁細胞がつなぐ基礎と臨床の融合~において、最優秀演題賞(40歳以下若手部門)を受賞しました。
2024年12月17日 更新
藤田桃子さん(生命医科学部 医生命システム学科 再生医学研究室)が、2024年12月13日(金)〜14日(土)に愛媛県松山市にぎたつ会館にて開催された第38回肝類洞壁細胞研究会学術集会〜肝類洞壁細胞がつなぐ基礎と臨床の融合~(当番世話人:愛媛大学大学院医学系研究科 消化器・内分泌・代謝内科学教授 日浅陽一先生)において、「マウス肝移植モデルの免疫拒絶反応の長期的観察」について研究発表を行い、最優秀演題賞(40歳以下若手部門)を受賞しました。
肝移植後の免疫拒絶反応は未だ多くの不明点を残しており、そのメカニズムの解明と有効な治療法の開発が重要な研究課題です。研究室では肝動脈再建を伴うマウス肝移植モデルを確立し、長期観察を行い報告しました。藤田さんは、移植された肝臓グラフトに浸潤する免疫細胞や蓄積する細胞外マトリクスの経時的変化について、2,000枚以上の病理スライドの解析を行って、細胞性免疫から液性免疫にスイッチする現象を明らかにしました。
発表後、モデルのテクニカルな点から免疫学的な質問まで多くの先生方にご質問いただき、高い評価をいただきました。
発表題目
マウス肝移植モデルの免疫拒絶反応の長期的観察
発表者(受賞者)
藤田 桃子(生命医科学部 医生命システム学科 4年次生)
共同研究者
澤武 玲那(生命医科学部 医生命システム学科 4年次生)
山本 賢輝(生命医科学研究科 医生命システム専攻 博士課程(前期課程) 1年次生)
東福寺 稜(生命医科学研究科 医生命システム専攻 博士課程(前期課程) 2年次生)
祝迫 惠子(生命医科学部 医生命システム学科 教授)
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生命医科学部・生命医科学研究科事務室 TEL:0774-65-6020
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