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生命医科学研究科修了生 西畑さやかさん、日本大学 五十嵐あみ先生らの研究成果が、「Graefe's Archive for Clinical and Experimental Ophthalmology」に掲載されました。

2026年6月26日 更新

生命医科学研究科ティッシュエンジニアリング研究室修了生の西畑さやかさん(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 修了)、五十嵐あみ先生(日本大学医学部眼科学分野)らの研究成果が、眼科学分野の国際学術誌「Graefe's Archive for Clinical and Experimental Ophthalmology」に掲載されました。本研究は、同志社大学と日本大学による共同研究として実施されました。

本研究では、緑内障の一種である「原発閉塞隅角症(げんぱつへいそくぐうかくしょう)」に関連して発症した水疱性角膜症の患者さんの角膜組織を詳しく調べました。これまで、この病気によって角膜内皮細胞が障害される仕組みは十分には分かっていませんでした。

研究グループは、角膜移植手術の際に採取したデスメ膜(角膜の内側にある薄い膜)を特殊な顕微鏡で観察しました。その結果、多くの症例で、フックス角膜内皮ジストロフィと呼ばれる角膜疾患にみられる「guttae(グッタ)」に似た構造変化が存在することを発見しました。さらに一部の症例では、通常は角膜中央部に出現するグッタ様変化が、角膜周辺部に限局して存在するという特徴的な分布パターンが認められました。

これらの結果は、原発閉塞隅角症に関連した角膜内皮障害の背景に、これまで考えられていなかった多様な病態が存在する可能性を示しています。本研究成果は、水疱性角膜症の発症メカニズムの理解を深めるとともに、将来的な診断や治療戦略の発展につながることが期待されます。

生命医科学研究科修了生 西畑さやかさん、日本大学 五十嵐あみ先生らの研究成果が、「Graefe's Archive for Clinical and Experimental Ophthalmology」に掲載されました。 (140400)

論文情報

タイトル

FECD-like histopathological features of Descemet's membrane in bullous keratopathy associated with primary angle closure

著者

Ami Igarashi*, Sayaka Nishihata*, Kyohei Fujiwara, Toshiki Shimizu, Naruki Higashise, Sora Tanaka, Satoru Yamagami, Noriko Koizumi, Naoki Okumura#, Takahiko Hayashi#

*共同第一著者
#共同責任著者

掲載誌

Graefe's Archive for Clinical and Experimental Ophthalmology

関連情報

https://link.springer.com/article/10.1007/s00417-026-07306-0

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