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生命医科学研究科 医生命システム専攻 寺島俊結さんが、第26回腸管出血性大腸菌感染症研究会において、若手奨励賞を受賞しました。
2024年12月5日 更新
生命医科学研究科 医生命システム専攻 寺島俊結さん(生命医科学研究科 医生命システム専攻 分子生命化学研究室)が、2024年11月18日〜19日に茨城県つくば市文部科学省研究交流センターで開催された、第26回腸管出血性大腸菌感染症研究会において、若手奨励賞を受賞しました。
寺島さんは、腸管出血性大腸菌(EHEC)の主要病原因子である志賀毒素Stx2aが、なぜ個体レベルで強毒性を発現するのか、その分子機構について詳細な解析を行いました。その結果、エキソソームと呼ばれる細胞外小胞に乗ったStx2aが強毒性の本体であることと、その産生にはプロテインキナーゼGSK3βが密接に関与していることを明らかにしました。本成果は、GSK3βの阻害が新たなEHEC感染症治療法の確立につながる可能性があるとして、高く評価されました。
発表題目
「個体強毒性発現に関わるStx2aの細胞外放出機構におけるGSK3βの関与」
連名者
高橋 美帆(生命医科学部 医生命システム学科 助教)
平田 慶治(生命医科学研究科 医生命システム専攻 博士課程(前期課程) 2021年度修了)
尾上 舞衣(生命医科学部 医生命システム学科 2018年度卒業)
西川 喜代孝(生命医科学部 医生命システム学科 教授)
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生命医科学部・生命医科学研究科事務室 TEL:0774-65-6020
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