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生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 湯淺太智さんの研究成果がNature Publishing Groupの科学誌「Scientific Reports」に掲載されました。
本研究は、本学、インド、ドイツの研究グループが連携して実施した国際共同研究です。
フックス角膜内皮ジストロフィは、目の表面にある角膜が濁って視力が低下する病気で、特定の遺伝子(TCF4)の異常が関係していることが知られています。しかし、その遺伝子の異常がどのようにして細胞の異常につながるのかは、これまで十分にわかっていませんでした。
湯淺さんらは、この遺伝子異常を持つ細胞と、同じ細胞からその異常だけを取り除いた細胞を用意し、細胞の中で働いているさまざまなタンパク質の違いを詳しく調べました。その結果、遺伝子の異常がある場合には、細胞同士のつながりや、細胞を支える構造に関わるタンパク質が減少し、一方で炎症や免疫に関係するタンパク質が増加していることがわかりました。
本研究は、遺伝子異常と病気の発症を結びつける仕組みを明らかにしたものであり、将来的な治療法の開発にもつながることが期待されます。
論文情報
タイトル
TCF4 trinucleotide repeat expansion drives distinct proteomic signatures in Fuchs endothelial corneal dystrophy
著者
Taichi Yuasa, Tatsuya Nakagawa, Tetsuro Honda, Go Nishiuchi, Masakazu Sato, Ayumi Tokunaga, Makiko Nakahara, Theofilos Tourtas, Ursula Schlötzer-Schrehardt, Friedrich Kruse, Prema Padmanabhan, Amit Chatterjee, Gajanan Sathe, Vivek Ghose, Narayanan Janakiraman, Noriko Koizumi, Sailaja V Elchuri, Naoki Okumura
関連情報
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